【怖い話】 ホーンテッド・ハウス
のれんれんさんのお話
今日は以前働いていたある事務所でのちょっとブキミな
お話しをさせてくださいネ(^_^)エヘ
随分前の話なんですが、私は某デザイン事務所に橘さんと一緒に
お勤めしていました。(橘さん、読んでる?)
さほど大きくない、10人ちょいくらいの会社です。
事務所は社長の別宅になってまして、2階建ての洋風の家でした。
一見何の変哲もないこの家にぢつは‥‥よく怪異な出来事が起こったのです(^_^;鱈
某新人が一人、わが社に入社しました。
ある時この人が、柱に掛かっている時計に注目し、これが針が動かずにいるのに
気付き、そっとまいて動かしておいたそうです。
その夜の事です。
社長はこの当時、ここで寝泊りしてたのですが、夜中にザワザワと人のざわめく声が
して「?」と思いどこから聞こえるのかと探したら、何とその柱時計から
聞こえるではないですか。(人が会議をしているような声だそうです。)
「誰か時計のネジをまいたな‥‥。」
社長はこの怪異を知ってタようで(^_^;
社員には時計のねじ巻いて動かすなと
言ってたのを、この新人クンにはうっかり言い忘れてたのでありました。
どうして動かすとしゃべりだす(?)のかは不明ですが(小人でも住んでるのかな)
いつまでも置いておく社長も社長でした。
他には、天気の悪い時に天井でドンスコ椅子を床に叩く様な音がして、
2階にいる犬が(魔除けに社長が飼ったの)暴れてるのかもと見にゆくと、
音は全然せずにワンチャンが隅でぶるぶる震えていたり、
暗室にこもっていると外で名前を呼ぶので出てみると誰もいなかったり、
セキュリティが勝手に反応して呼びだしておっちゃんにおこられたり(T_T)
誰もいないはずの台所から洗い物をしている音がしたり(i◇i)ウッウッ
今考えるとナンテ楽しい事務所だったのかと‥‥
アテッ(。☆)\(^^:
犬を飼うまではもっとおかしなことがあったそうで、社長一人で2階にいると
下で人の気配がし、下に見にゆくと今度は上に人の気配がするほどで、
しょーがなく番犬を仕入れたそうなんです。
(出ていこうという発想がないのがいいですね)
こーゆー場所、こーゆー社長でしたから、当然社員も濃い方ばかりでした(^▽^)
お化けにご縁のないのは、私ともう一人ぐらいしかなくって(貴重だわ)
こんな中で床叩く音しか聞いてないのは、もはや名人の域です(笑)
お化け関係の話題には欠くことのない事務所でしたので、
社長と皆で怪奇をモチーフにしたパブで(変なとこに行くな〜)怪談話に花を咲かせたのを
なつかしく思い出してしまいました。
やっぱり事務所の目の前に、お稲荷さんがいらしたのがマズカッタのかしらん?
(これがまたブキミで‥‥ここでも変な事がありました)