みんな知ってる金縛り
小角さんのお話
さて、お題の金縛りですが、皆さん知ってますよね当然!!
遭った事も有りますよね!当然!!
で、何でこのポピュラーな話しかと言いますと、超久しぶりに遭っちゃたんです
よ〜、金縛り・・・・・此処の会議室を読んでから・・・・・
その時は、胃の具合も悪く、体調に原因のある金縛りだったのですが・・・
思い出しましてね、昔の恐かったやつを・・・で、聞いてもらおうかと・・・
ま、金縛りと言うのは、体調に原因が有る事が多いのですが、あの時は
そんな事もなく、別段何も考えてなかった夜に有りました。
σ(^_^;が19か20歳の頃で、その頃は、二段ベッドの上に寝てました。
そこで夜中に目が覚めた訳です・・・。
で、足元を見ています・・・・・足首あたりが重くってそこを見てる訳です
そこで気が付きました、金縛りである事に・・・足元を見ている後頭部に
枕の感触がしっかりと有るんです、どう考えても角度的にはむりです。
まぁ、その頃はしょっちゅうだったので、あまり気にもしないで「またか・・・」
と思ってたら、だんだん重くなってくるんですよ!足首の所が。
で、被ってる上布団の脛から足首の所に、くっきりと足の形が分かるように
布団が押されています、勿論、だんだん重くなってきてる訳です。
この辺では、まだ、何時もの事ぐらいの感じでした。ところが、影が出てきたん
です。脛の上、中空に、丸く黒く影が・・・そして、だんだん、大きく暗くなって
いきます。そろそろ、慌ててきました、ちょっと、何時もと違う・・・動かない口
で不動明王御真言を唱えながら、金縛りを解こうと必死になってきました。
でも、影はじわじわと広がり、だんだん輪郭も分かってきました。もう必死です
影の中心あたりでは黒くなって、もう、向こうが見えません。足首はだんだん重
くなってきて、人が乗ってるような重さになってきてます。
もう、滅茶苦茶やばいです。これを見たら、気が狂うんではないかと思うぐらい
でした。御真言を唱えつつも意識の中に冷たいものが有りました。と、必死で
もがいてるうちに、動きにくいのは足首の方で、方の辺りには拘束が少ない様に
感じました。で、肩をゆすって横に転がろうとして、何度も繰り返しました。
もう、足元では直径20センチくらいの黒い丸が出来てきてます。
恐かったです。で、突然、右肩が上がって起き上がれました。
解けたんです、金縛り。全身汗でぐっしょり。足元は暗くて良く見えませんでし
た。さっきまでは、まめ球の明かりぐらいで見えてたのに・・・・・
この後は、ぶつぶつと御真言を安心できるまで唱えていました。夜中なので結構、
響いてる筈ですが、妹も、母も起きてきませんでした。
ではでは(^^)/~~~