【不思議な話】 栗田神社
Rさんのお話
うら若き乙女のRさんは京都の栗田神社で巫女さんのアルバイトをされました。
素戔嗚尊を祀る神社だそうです。
そして彼女は夢を見ました。
普通の夢を見ていると、いきなり場面が変わり、青い空の下に彼女はいました。そ
して、空は青いまま、どんどん光が失われ始めました。
彼女はその光景にあせりを覚えました。
唐突に画面が変わり彼女は神殿らしきところにいました。まあ、新しい木でつくっ
た物干し台か広いやぐらみたいなところで、その先に部屋があり御簾で隠されてい
る、という感じです。
すると福福しい顔をした男の人がでできました。白い、平安時代にできた着物を着
てました。
上品で、陽気な感じで、なんとなく武士だな、と彼女は思ったそうです。
その人は、彼女の肩に手を置いて、歩き始めました。いつのまにか膝丈ぐらいの女
の人と(成人女性です)その後ろに何体かのもやもやした感じの者が数体いたそうで
す。
すると耳元で、その男性の息を彼女は感じました。、後からから考えると、何か語
りかけられた気もするそうですが、そのときは、彼女は「何、神さんちゃうん!」と
嫌悪を感じ、手を振り解くと、やぐらの端に出ました。彼女は落ちそうになりまし
た。
彼女は櫓の端に腰掛けて、その男性と会話しました。櫓から落ちかけてその男性に
引っ張ってもらったそうです。
その男性は自分がここにいることを周りの人に伝えて欲しいと彼女に頼んだそうで
す。
櫓の下を見ると神主さんと時代劇に出てくるような着物を着た人たちがうろうろし
ており、そのうちはしごがかけられ、彼女はは無事下に降りました。
その男性が伝えて欲しいと言ったのが鮮明で彼女は、神主さんにこの事を伝える
と、神主さんはそれは私の先祖であり、と語り始めました。
大きな声で、彼女のみならず周りの氏子さんにも聞かせているのかのようでした。
目がさめてから考えてみるとなんか、神主さんは粟田神社の若い方の宮司さんにに
ているように思いました。
そこで、迷いましたがいちおう、そこの神主さんの奥さん(宮司さんのお母さんで
す)に彼女は夢の話をしてみました。奥さんは馬鹿にせず聞いてくれたそうです。
由来書を買ってきて照らし合わせると知らなかったことで夢と符合しているところ
もあるそうです。
素戔嗚尊が祭神だと思っていたのに、平安時代にできた衣装で武士というのはおか
しいと思っていたそうですが、源頼朝と縁があり近江八幡の宮司の家系から栗田神社
の宮司が出たそうです。
姓は佐々貴。
分かる人なら膝を叩くでしょう。
佐々貴神社が存在します。乃木将軍を出した家系です。
Rさんは強いメッセージを伝える事を訴えられたそうで、私の下にメールされまし
た。
極めてイレギュラーではありますが、ここに転載いたします。
その武士は頼朝だったと私は思ってます。