【怖い話】 おばあちゃんの話
のれんれんさんのお話
《猫》
うちの亡くなったおばあちゃんから聞いた話しです。このおばあちゃんが子供の時、そのまたおばあちゃんから聞いたそうですが、飼っていた猫がよく化けたそうです。
何でも豆しぼりのてぬぐいをほっかむりした若衆で、農機具なんぞにちょこなんと座ってて叱るとぱっと元に戻って逃げたそうです。化ける以外は何もワルサはしなかったそうです
が、当時としては随分年経た猫だったそうです。
《狐》
これも亡くなったおばあちゃんの話しですが、子供の時直接見たものとして狐火があります。遠くの山手にきれいに一列に並んだ火が見えたそうで、そのとき一緒に見ていたおじさんが「遠いように見えても実際はすぐ側にいる」といって恐かったそうです。
それから狐に人が殺される?という事件があったそうで、祭りの時に作ったおいなりさん
を欲しがったキツネさんに(ホンモノの動物のです)、ある男はイジワルしてあげなかったそうです。で、この男、その後なんと畳と畳の間に挟まれ首だけを出して死んでたのを家の人が見つけ、あたりには喰い散らかされたおいなりさんが‥‥!皆は「お狐様のたたりじゃ〜」と
噂したという事です。仮にキツネさんがやってないとしても、かなり猟奇的なコロシだわ〜。
あと化かされて田んぼで泥水かぶってたり(本人はいいフロに入ってるつもり)イタズラが
多かったそうです。
何だか日本昔話の世界になってしまった(^^;
ばあちゃんネタですみません。
キツネさんですが、おいなりさんはとてもコワイので、生半可な気持でお参りしてはダメとも
ばあちゃんはいっとりました。(お千保さんはとてもとてもコワイらしいですね)