【奇妙な話】 三途の川

 のれんれんさんのお話

 病院勤めの友人からある患者さんの臨死体験の話しを聞かせてもらいました。
 友人が直接本人から聞いた体験談です。

 その人は70くらいのおじいさんなのですが(仮にAさんとします)ある時トイレで
 倒れてそのまま意識不明の重体に陥ってしまいました。
 医者の見立てではあと4〜5時間の命だと家族に宣告されたそうです。

 その時Aさんは夢の中にいました。
 そして夢の中で突如"河童"がAさんの前に現われたそうです。
 
 で、その河童は「三途の河に行きましょうよ!」とAさんを誘ったそうです。
 誘われたAさん、元気よく(?)「おー、連れて行ってくれ!」と返事をして
 そのまま三途の河へと直行したそうです(゚○゚;オーッ!

 ついた河では二人して何故か魚つりを始め(ーー;)オイオイ
 二匹つれたそうですが、Aさんは二人で分けるというのではなく、
 二匹とも河童にあげてしまったそうです。
 河童は「ありがとうございます、ありがとうございます」と二回
 お礼を言って、その瞬間Aさんは体がぽーんと飛び上がり
 いつの間にか自宅の前にいたそうです。

 それから意識が戻り、目覚めたAさんはいきなりアジをくれ!!と言い、
 二匹ワシワシと平らげお茶を飲んでやれやれと一息ついたそうですが、
 家族は余りの豹変さに目が(゜゜)になったそうです。

 お医者さんいわく
 「悪い河童でなく良い河童で良かったねぇ」←え?(^◇^)

 でわでわ!
  
         三途の河に魚がいるとはびっくり!

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