【奇妙な話】 小人
MOさんのお話
σ(^_^)が会社の独身寮にいた時のことです。
自分の感覚では寝て数時間後の事(午前1〜2時)の事だと思います。
窓の外で「おーい、おーい」と呼ぶ声がします。
その時は「ああ、また酔っ払いが帰ってきたな」と思ってました。
独身寮での丑三時とはある意味で恐怖の時刻であり、
酔っ払いという名の魑魅魍魎があらゆる部屋を襲撃します。
σ(^_^)もその時は「自分の部屋にはくるなよー」と
寝ぼけながら思ってました。
1分ほど声が続いたでしょうか。
窓が「ピカッ」光ったような気がしました。
次の瞬間寝ている私の上を
部屋の窓から、入り口ドアの方向に向かって
突風の様な、津波の様な、なんとも表現のしようのないものが
通り過ぎてゆきました。「エネルギー」とでも言えばいいのでしょうか。
「それ」が通り過ぎたかと思うと、ドアが開きました。
(鍵はかけていました。)
そして複数の(自分の感覚では5〜10人)小人が部屋に入ってきました。
私は寝たままで、しかも目は閉じたままなのですが、
なぜか「小人だ」と思いました。
その「小人」は私の周りを歩き回り、意味不明の言葉を話しています。
私は「今、目をあけたらやばい」と思って必死に目を閉じていました。
何年も前の事で忘れてたんですが、X−FILESのビデオを
見てたらふと思い出してしまいました。