【短めの怖い話】
サボマンさんかの投稿。
3年前の春の頃。
私は午後からの仕事に向う電車に揺られていました。
車内は陽気の良さで少ない乗客はウトウト・・・。
座席に腰掛けていると寝過ごしそうだったので、私は席を立ち
扉に寄りかかりながらポケ〜っと車窓からのいつもと変わらない
風景を眺めておりました。
・・・!。
・・・!!。
・・・!!!。
あり得ない光景に体毛が総立ちです。
線路際のアパートの窓が開けられていて、中に首を吊られた方が!
目が合いました。
電車は走っていますのでそれは一瞬だったのですが、強烈な映像は脳に焼きつき離れません。
車内では誰もこの異常に気付かず、窓に写る私だけが驚愕の表情を浮かべていました。
それからそのアパートの窓からは片付けられたはずのご遺体が、わざわざ私を見つけて「にやり」と毎朝の挨拶をしてくれるような気がしてなりません。