【奇妙な話】暑い!
Kさんからの投稿。
こんにちは、Kといいます。数年前の10月の「体験」をお話します。
その夜は友人と、とある店へ行き、数人でおしゃべりをしていました。
怖い話の類は、しなかったです。煙草をよく吸う人がいて煙草が大苦
手な私は、帰りの車内では、シートを倒して気持ち悪がりつつ帰宅し
ました。そして、家族とともに寝静まっていたと思います。
急に私は、感じたことがないレベルの暑さに、のたうちまわりはじめた
のです。煙草のにおいのせいではありません。秋ですが、風邪をひい
てもいなかったです。おろおろする母に、歩き廻りつつ、「すぐ、氷を入
れた水風呂を用意して!!暑い・・・暑いーー!!」とお願いしたの
を憶えています。それなのに、体温を測っても、大した温度ではありま
せんでした。だけど異常な暑さは治まらぬため、国立病院に行き、急
患として診てもらったんです。それでも、特に異常は認められませんで
した。測っても平熱のような納得のいかない数値を示していたと思い
ます。
いつしか普段の体調に戻り、自宅で眠りにつけました。しかし、その朝
、祖父が他界してしまいました。入院はしてたのですが、みんなが「こ
んな早くに逝ってしまうなんて」と言い合うのでした。
不思議な暑さは、祖父の死と関係しているのだろう、という事になって
います。