【怖い話】 犬鳴峠

初めまして、新一と申します。

初めての投稿ですので誤字や表現力の不足は見逃してください。

今回投稿する内容は、自分自身に起きている事であり今現在続いています。

最初の内は、些細な事だったので気にもなりませんでした。

この現象が始まったのは、福岡の心霊スポットである「犬鳴峠」で肝試しを行った日
からです。

当時、高校生だった自分は先輩の車に乗り男6人組とムサ苦しい面子で旧トンネル前
に立ち尽くしていました。

トンネル内に響く風の音がすすり泣きの様に聞こえ…月が見え隠れする度に人影が目
に入る。

あっ…言い忘れていましたが、自分は見えません。何かいるな〜と感じることはよく
有ります。

この日は、いつも(よく来ていました)と違い「トンネルの中だけは入ってはいけな
い!!」と強く感じました。

先輩たちも重い空気を感じたらしく、その日は中に入る事無く解散となりました。

その帰り道の事、先輩の目線がルームミラーに釘付けとなり「危ないな〜」と思いつ
つ自分も振り向きました。

そこには、解散したときには無かった白い手の平の跡がビッチリと付いていました
…。

帰りにガソリンスタンドで拭いて貰おうと思ったときには、跡形も無く消えていまし
た。

翌日、高熱を出し学校を休み部屋で寝ていると、屋根裏から人の気配がしたり見舞い
に来た友達が白い服を着た

知らないおばあさんを見たりしていました。

それから数年が経ち、他県から遊びに来た友達の強い要望で、久しぶりに犬鳴トンネ
ルへ行く事なりました。

やはり以前と変わらず、人を寄せ付けない圧倒的な威圧感を放ちながらトンネルは大
きな口を開けていました。

以前の体験が有った為(記載していない現象がかなり有ります)自分は入口で待って
いました。

友人たちは20分程経った頃、「何も起きなかったよ〜」等と話しながら出てきまし
た。

でも何故か皆の顔は生気が無く疲れ果てていました。その日は何事も無く解散し自宅
へ帰り着きました。

その日の夜、疲れ果てて寝ていると急に喉が渇いたので飲み物を取りに行こうと思い
ました。

が…体が動かず汗だくになり、意識もモウロウとし…その上誰かに背後から睨まれて
いる気配まで感じました。

そのうち意識が遠のき、何事も無かったかのように朝になり、この体験をしてから一
年間災難が続きました。

その@、夜間工事の現場で作業している際に、軽自動車が余所見運転で突っ込んでき
て跳ねられる(速度60キロで無傷)

そのA、高速道路で160キロのクラッシュ!(自業自得…肋骨にヒビと愛車が廃車)

そのB、ヤクザ屋さんに絡まれる・山奥へ拉致される(中古で購入した車の元オー
ナーが原因)

そのC、隣の工場が火災…我が家にも被害あり。(消火活動の水害の為、保険金は希
薄)

そのD、車で峠(犬鳴ではない)を走行中左足の腿を掴まれ足が冷たくなり感覚が無
くなる。事故には至らなかった。

そのE、いつも通いなれている道で方向感覚を失い同じ道を何度も通る(方向音痴で
はない)

これ以上挙げると限が無いのでこの辺で・・・

これらの事が一年間に続いた為、知人の御祓いを生業としている方に頼みました。

家・車・隣家・家族に危害を加えるような者は(全く居ない訳ではない)憑いてな
かったそうです。

ただし、自分には質の悪いものが棲みついていて長年体内に入り込んでいる為、祓う
事が出来ないと言われました。

現在も霊媒師の方と身を清める生活を行っております。ただ日に日に嫌な予感という
か雰囲気が増している様な気がします。

かなり長文となり申し訳ないです。皆さんも心霊スポットにはお気をつけください。

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