【不思議な話】仏壇からの呼びかけ
ロンさんからの投稿。
いつもHPを興味深く拝見しています。ロンです。
まるで怖くはありませんが、不思議だな、と思うことがあったので投稿いたします。
私は母をとても早くに亡くしておりまして、父、兄、私の3人暮らしでした。兄などは
多少の霊感があるのですが、私はまったくの無能者です。
それは私が就職活動中のことでした。その日は慣れないスーツに着替えて忙しく朝学校
へ行く支度を整えていました。大抵の方は同様かと思いますが、家を出る直前というのは、
やたら時間がないものではないでしょうか?
私も、自分ひとりの家の中を時間がないないとバタバタしていたところ、その日に限っ
て、無性に母の仏壇が気になるのです。普段から、仏壇の世話(?)は父がひとりでやっ
ており、子供たちは強制されないと手さえ合わせない家庭でした(恥ずかしいことですが)。
そんななので、時間がない私は無視というのもおかしいのですが、ただの自分の気まぐ
れと思い、準備を続けておりました。しかし何故か我慢が出来なくなった私は、「もう!
水をかえればいいんでしょ!」とひとりでブツブツ言いながら、水をかえて手を合わせて
から学校へと向かいました。
そして父が帰宅してからです。父は学校から帰った私に、いきなり苦情です。
「お母さんの命日なのに、なんにもなしかい!」って言うんです。
目に見えない母が私にそうさせたのでしょうか?それ以来、モノの考えも変わった私で
した。
以上です。ちっとも怖くなくてすいません。ただ、たまに母を見たり感じたりする父
や兄と違う私にとっては、少し嬉しいことでもありました。
では失礼しました。