【怖い話:おいでおいで】
同じくMyonさんの投稿。
私の母は非常に霊感の強い人でした。家庭内にいろいろな問題を抱え、苦労の連続のな
か、ある晩「散歩に行こう。」と言い、私と弟を連れて深夜の岸壁に行き、しばらく佇ん
でいました。
すると、波間から無数の手がおいでおいでをするのです。それがおかしいと感じない
ほど幼かった私は、「お母さん、夜の海は怖いね。お手々がいっぱいおいでおいでしてる
よ。」と見たままを告げたのでした。母は「そうやね。いっぱい呼んでるね。怖いね。」
と言ったあと無事に家に帰りついたのすが、同じものをみていたのでしょうか?