【怖い話:お祓い】
はじめまして、やいと申します。
色々恐い体験に抗体を付けようと恐い話読ませていただいてます。
これは、私が生身の人間以外が 分かる用に 理解できる用にな
った出来事なんですが、分かってくれる人が
母以外にいなく
て 少しでも 分かってもらえる人に伝わったらと思い投稿させ
ていただきます。
私が、高校二年生の時の夏休みの事でした。
いぇ、本当は私が幼稚園の時から始まっていたのかもしれませ
ん。
毎年夏休みに 母方の祖父母の家を、一人で訪れるのが項礼行
事となっていた私は その年も嫌々、出掛けて行きました。
昔から、祖父母の家にいると 私だけが、誰かの視線を感じ怖
がっていました。
でも、誰にも分かってもらえませんでした。
その年、私はとある人との出会いから お払いと言うものを受
けた後でしたので 余計に感覚が研ぎすまされていたのでしょ
う。
第1日目の夜。それは起りました。
夜 なかなか寝付けず、やっぱり周りの雰囲気が恐くて回りを
キョロキョロとしながら横になっていました。
ふと、目がいった場所に 光が こけし人形?の様な形に浮き上
がっているのです。
それも、宙に浮いて。
一瞬、カーテンの隙間から漏れる街灯とかかしら?
とか考えたのですが
なんとなく、違う・・・と思いました。
恐いのに、私は冷静に上のカーテンを見てみると
どう考えて
も光が その光の場所に届く訳が無いんです。
おまけにド田舎なので街灯も家の裏に有る訳ありません。
月明かりの光でも無いんです。
気付いたら 私は金縛りの様な状態にありました。
その晩の記憶は それからありません(汗)
次の日、私をお払いしてくれた方に泣きながら連絡しました。
その人は、守ってもらえるから大丈夫。
明日まで頑張って。明日 お払いをしに行くから。
そう言ってくれました。
二日目の夜。
2階の奥の部屋で 伯母の横で寝ておりました。
(伯母はあんなにすごい騒音(ラップ音?)が聞こえなかった
そうです)
すると、階段を人がギシギシと上がってくる音がするんです。
おまけに天井までミシミシと言い始めました。
明らかに、家のきしみ音ではないんです。
意識の中に、部屋の中に入ってきたら
どうしよう。。。
変な冷や汗が止まりません。
部屋の前に 足音が来ると ドアがギギィっと音をたてたのが分
かりました。
神様仏様ご先祖様!とホントに苦しくなる位力を入れて祈って
いました。
すると、音は 階段を引き返して行きました。
しばらくすると、またやって来て、 部屋のドアの辺りをうろ
うろして、 階段を引き返し。
どうやら、部屋の中に入る事が出来ない様でした。
その繰り返しを 私の意識が無くなるまで繰り返していました。
翌日、お払いをしてもらい 三日目の晩は本当に今までの事が
嘘みたいに ホントに静かに眠る事ができました。
ただ、意識が完全に落ちそうになる時 キレイな暖かい女の人
が頭を撫でてくれて、
「恐かったね・・・」と優しく言ってくれたのを覚えています。