【怖い話:祟神】
今日はUEKという者です。今日は親戚や家族などから確かめた話を投稿します。私は
大阪の××市に住んでいるものなのですが、其処には人工的に作られた溜め池があります。 かなり大きく公園などが近くにあり賑わう場所であります。
そこで私の親戚が溜め池の管理を任されていました。
普段は水を溜めるために水を張っているのですが、十年以上前には何度も水を周りに行
き届かせるために空にしていたらしいです。
しかし、この場所は昔、家々がならんでいた所を沈めて造られた場所でありました。
なので、水が引いた後には昔生活した名残で道のようなものが在ったそうです。
そこに、降りて親戚の家の父の母の姉妹に当たる人が、管理している夫を手伝うために水の引いた溜め池で、ごみ拾いや異常がないかを調べてたらしいです。そこで、親戚の人はあるものを触ってしまったらしいのです。
それは、お稲荷様として奉られていた、石の御神体でありました。
それは溜め池として工事される時も御神体を移すのでなくそのまま溜め池に沈められていたものでした。もう何年も何十年も沈められていた、お稲荷様はどうやらすさまじい恨みを持っていたらしく、触った親戚にとり付きました。そうして狐憑きの状態になった親戚によって長年お稲荷様を知った親戚や家族は御神体を奉り直しました。
しかし、親戚の奥さんは憑かれた状態から治ることなく、亡くなりました。
私は覚えています、幼い私が親戚の家のお葬式に行ったとき、誰も死因を教えてくれなかった事を。あれから十年近くたった頃に親戚などが集まった時にこのことを周りから聴きました。今でもその溜め池に行くと、池の中央の島にお稲荷様が奉られいるのを見る事ができます。