【怖い話】石仏のお話
にゃん太郎さんからの投稿。
私は某県が大好きで、気持ちが落ち込んだりイライラした時も、
その県へ行って好きな場所をノタノタ散歩しているうちに
大抵はエネルギーチャージができました。
たまには逆効果の時もありますが……。
その県の、県庁所在地の市街を歩いていた時です。
ふと道端を見ると、石仏がありました。
そして、なんとなく「目が合った」ような気がしました。
「つい波長を合わせてしまった」と表現した方がいいかもしれません。
その時、なぜか「しまった!」と思いました。
それで引き返すか別の道へ行けば良かったのかもしれませんが、
なにぶん鈍感な性質ゆえ、そのまま石仏の前を通り過ぎました。
その瞬間です。
体中にトリハダがたちました。
後悔先に立たず。
私はワケがわからないながらも
「ついてこないで下さい。私にはアナタを背負えません」と念じつつ、
とっさに思い出した「南無大師遍照金剛」を心の中で唱えました。
(でも、ウチは真言宗ではありません)
その後、特に悪いことが起きたわけではありません。
「お持ち帰り」したのかどうかも、一般人の自分には全くわかりません。
……なんにもわからない方が幸せなのかもしれませんねぇ。
※取り憑かれる描写がリアルです。こうやって憑かれるんです。
にゃん太郎さんは、弘法大師のおかげでしょうか? 取り憑かれてはおりません。
ちなみに、それが奈良県なら思い当たる石仏があります。事故多発地帯なんですよ。