【不思議な話】雨のお話
同じく、にゃん太郎さんからの投稿。
私は「水神様&スサノヲ様&観音様&御薬師様 ☆ LOVE」な者です。
上記の神仏は最初から好きだったわけではなく、
寺社巡りをするうちに、上記の神仏が祀られている場所で
安らぎや心地よさを感じることが多いことに気付き、好きになりました。
スサノヲ様の場合はは緊張感や気迫を感じることも多いのですが、
それでも何故か「好き」と思ってしまいます。
(私は「M」ぢゃありません)
とあるスサノヲ神社を小雨の中、参拝したことがあります。
そこは大好きな神社で、何度目かの参拝でした。
お参りしたり神社の雰囲気を味わっているうちに雨が止んだのですが、
そろそろおいとましようかと思った時、また雨が降り出しました。
それで空模様を見ながら、拝殿の軒下をお借りして雨宿りすることにしました。
「ここはとっても居心地のいい神社だなぁ〜」とか思いながら。
しばらくたら雨も小降りになったので、次の寺社に向かおうとすると、
今度はデジカメのバッテリーが切れてしまいました。
それに雨脚も少し強くなったので、またもや軒下をお借りすることに。
なんとなく、親戚の小父さんに「もっとゆっくりしていきなさい」と
言われたような、妙な懐かしさと暖かみを感じました。
(スサノヲ様にこんなこと、畏れ多いですが…)
その後、どのくらいの間そこに居たのかは覚えていません。
いくら待っても雨脚は弱まる様子がありませんでした。
他県から片道数時間かけての旅行中だった事もあり、
行きたい場所があったため雨が降る中おいとましたのですが、
自分でも不思議なくらい、名残惜しさを強く感じました。
そして鳥居で一礼した時には無意識に、「また参ります。」と
心の中でつぶやいていました。
「またおいで。」という、声ならぬ声を感じながら・・・
そういえば上の話とは逆で、寺社巡りをしていて
境内に入ると小雨が降り、出ると止む…ということが
一日に何度もあったこともあります。
境内を出て雨が止んでも、また別の寺社に入ると雨が降ってくるのです。
1〜2回なら「偶然かな?」と思うのですが、
小さな寺社に入ったり出たりを繰り返すたびに起こるので、
不思議に思いました。
また別の時には、某神社の御神前に立った時だけ
急に風花が舞ったこともありました・・・
水神様が好きなだけに、「水」とは不思議な御縁を感じます。
※「神」との出会いは、このようなささやかな偶然に織り込まれています。
それを感じ取れるかで、人間が決まります。
いきなり、煌びやかな観音様が現れて託宣されたとか言う人もいますが、
悪いがそれは狐狸の類か悪鬼です。
本当の神仏は、見逃しそうな偶然にその意を隠されて現れるものです。