【怖い話】厄年と京都

 きはさんからの投稿。

またまた姉に迷惑をかけた話を投稿します。
 

私が、本厄の時のことです。
(地域によって、少し時期が違うようですが、熊本市の藤崎宮で表を見てのことです。)
熊本市では、なぜか6月にお祓いをする風習があるのですが、その年の6月に入ってすぐ、立て続けに嫌なことが起きました。
 
その前の厄の時もそうですが、いつもにないことが起こるんだなぁ。厄ってすごいなぁと思っていました。
 
姉に、電話をかけ、話を聞いてもらいました。
 
「厄ってすごいね。なんなんだろうね。」と話していると
「あんた、どこ行った??心霊スポット行ったろ?!」と言われ
「だから、そんなとこ、もう行かないってば・・・ どうしたの??」
「なんか、黒いものに、噛まれた!」
「え??かまれた??」
 
噛むもの・・動物・・
その1週間ほど前,5月の末に京都に行き、伏見稲荷にお参りしたのを思い出しました。
 
「伏見稲荷に行ったけど・・」
 
「伏見稲荷??それは・・まずい・・」
 
「??何がまずいの??どうしたの??」
 
「それが、伏見稲荷だったら、かなりまずい。」
 
なんだかよくはわかりませんでしたが、だんだん調子が悪そうになってきたので、私にどうすることもできず、電話を切りました。
 
数日後、やっと連絡がとれたので、大丈夫だったのかどうか、話を聞きました。
 
「伏見稲荷じゃなかった。京都っていうお土地柄のせいやね。」
 
「土地柄?」
 
「京都には、結界がはってある。だから外から、悪いものが入れない。
と同時に、中のものも外に出れない。
だけど、たまに人にくっついて、結界から出てくるやつもいる。
あんたについてきたのも、その類やね。
 
でも、あんたが伏見稲荷に行ってくれてたおかげで、助かった。」
 
「どゆこと??」
 
「伏見稲荷さんが、連れに来てくれた。」
  
 
結局、私の側からは、怖い話でも、なんでもないのですが・・。
先日、機密会議室で京都の話がでたので思い出し、投稿してみます。

※厄年は経験上、当たる気がします。日本人の長年の経験から生み出されたものだから当
 然かもしれません。
※お姉さんはきはさんとシンクロした時に何か黒いものに噛まれたのだと思います。
※噛んだのが伏見の狐だと、式神として難敵なので「ヤバイ」と言われたのでしょう。
※伏見は京都の霊的鎮護を司っているので、連れて行ってくれたのでしょう。
※京都の結界はかなり緩んでいたのですが、新京都駅が現代の羅城門の役目を担っていま
 す。
※私から見ると新京都駅には相当奇異な輩が蠢いています。
 

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