【怖い話】夜のスカイライン ののさんからの投稿です。 自分だけの体験だったのが唯一の救いです…周りに迷惑かける体質でなくて良かったσ (^_^;) 星見の観光スポットとして有名な所へ、Kと私、A君とMちゃんの4人で行くことにし ました。 注))心霊スポットではありません! 夏に体調を崩しがちな私は、少し無理して参加したのが、そもそもの間違いでした。 少し雲が出ているものの、街中を走っている時は星が見え、山から見たらきっと凄いよ、 と皆期待していたんです。 案の定、スカイラインを走っているのもA君の車だけ、後ろの席から見ていた夜空には、 雲が広がってきていました。 広めの駐車スペースの真ん中に車が着いた頃には、結構な数の人の気配を感じて、星が見 えないから帰ろうってUターンして欲しかったのが本音です。 何も見えないのに、車が止まったら囲まれる、興味を引いてしまう、焦りがありました。 「曇ってるから今日は帰ろうか~?」←私。 「ちょっと外出て、星が見えるまで待ってみない?」 「「そうだね~」」 予想外のみんな車から降りる展開に!((((;゚Д゚))))))) ドア開けちゃったら乗って来る…気がして、内心冷や汗ダラダラになりながら、後部座席 から降りました。 少し待っても、晴れ間から星が見える事もなく、諦めて帰る事に。 何事もなく、明るい市街地に帰りたくてしょうがなかった私は、車に乗って気が緩んでい ました。 帰り道。 山特有の、カーブばかりの下り坂で、なるべく外を見ないように意識していた中、バック ミラーに写っている額は誰?と疑問に思ったんです。 運転手のA君のはずがない。Mちゃんは助手席、Kは私の左隣。だよね?と一通り見て またバックミラー。 今度は眉毛の辺りまで見える角度。さっきと見え方が違う時点でやめればよかったのに、 怖さから隣のKに手を握ってもらいました。 伝えようか、辞めようか悩みながら気のせいかも、と思いたくてチラッと見てしまった時、 思いっきり女の人の両目だけ、アップでこっちを見てたんです。 美人な目元だった分、迫力が凄くて。気づかれた、というより目を合わせてしまった事に 怯えて、反射的に目を閉じてしまいました。 あからさまに震えて手を握り締めていた私がプレッシャーから解放されたのはやっと山を 降りた時。 民家のある道路に出たよ、とKが声をかけてくれました。 後からK伝いに聞いた話では、夜スカイラインに行くと、全部のカーブミラーに必ずこ っちを見て映る女の人が居ると。 あそこでお爺さんを見たらヤバイ、女の人なら大丈夫、と霊感がある友人に言われたそう です。 本当にどこにでもある話ですけど、見たくないのに、視線がもってかれる感覚と、バック ミラーに写っている額~目元が青白くハッキリ見えたのは今でも覚えています。 体調不良の時は尚更、感覚が過敏になっているんですよね…_(┐「o:)_ ※幽霊話の無いスカイラインは無いんじゃないでしょうか? ※この女性の霊、徐々に近づいて来ていますよね。怖いです。 ※ちなみに目を閉じても、幽霊は見えます。 ※心霊写真の真贋の見分け方は目がはっきり写っているかで判断します。その意味からも、 このお話は本物ですね。