【夢二題】その二:白狐と黒狐

 水渓さんからの投稿。
夢の中で何パターンか行く場所(世界)ってありますよね?
夢の色とか雰囲気で判断するんですが、その日見た夢も以前訪れたことがある場所のものでした。

高い山。
山頂まで車で行けるようです。
彼が車を運転しており、今日は山頂まで行ってみようよ、と言います。
前回は途中で引き返した山です。好奇心もあり、二つ返事でオッケーしました。 
途中、雲の中を突っ切り、雲を眼下に見下ろせる高い場所まで来ました。
神々しい太陽の穏やかな光が雲海を照らしています。
そこで神社を見つけました。
太陽光の逆光でよく見えませんが、金色の文字で神社名称を書いた看板があります。
(龍神様を祀った神社)
それが本能的に分かりました。

拝殿に行きますと先客2名がおりました。私の背後には彼がいます。私達の順番になったので参拝を
しますと、急に場面が変わりました。
神社の奥に通されたようです。何故か彼はいません。その代わり、お婆さん( 以前、白狐の部屋まで
案内してくれた方)が傍にいます(姿は見えませんが声がします)

教室みたいな部屋がふた部屋あります。
手前の扉が自動で開くと白狐がわっと出て来て体当たりしてきました。久々に帰った時の実家の犬みた
いな感じ…馬乗りになって撫でろ と訴えます。
教室に入りますと、今度は黒狐が飛びついてきました。
何やら私は白と黒の狐にめっちゃ好かれているようでしたが理由は分からず。
奥の部屋には同じような白黒狐がいましたが首輪をつけられ暗い目をしていました。「私たちはどこか
へ連れていかれる」と話していました。

神社が気になり調べたら丹生川上神社の上社でした。夢の神社が分かっただけで結構驚きましたが、白
と黒の馬が奉献のくだりで「え?」と思いました。(夢では狐でしたが)

不思議な話でした(^_^;)

※夢の中でしか行けない場所や、夢の中でしか会えない人物と言うのはあります。
※金文字で社の名が記されているのは、そこが天上界であることを示します。
※丹生川上神社上社はダム建設のため、場所を無理矢理変えられた神社です。首輪の付いた狐が悲しそう
 なのは、その所為かなと思ってしまいます。
※どう言う理由から夢の神社が丹生川上神社上社と分かったのは何故なのか教えて欲しいです。

 

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