【怖い話】古城の守護者？

　はなさんからの投稿です。

先日、ドイツに旅行に行った際の話です

初海外、初ドイツでうかれまくっていた私ですが、ドイツ語はわかりません
英語はとりあえず学校で習った簡単なものなら会話できます

ドイツ語は英語と単語が似ているので何となく言いたい事がわかることもありますが、基
本、わかりません


ある古城の中を観光していたときです
古城ですから贅を尽くした素晴らしい内装で、金の絵の具などて美しい模様や人物が描か
れています


様々な国の沢山の観光客でごったがえす中に見えない数人の人が壁に向かって怒っていま
した

言葉はもちろんドイツ語…(;^_^Aしかし、何となく
「私たちが丹精こめた画を台無しにしたのは誰だ！」
と言っている(気がするだけの)ようで、周りの観光客はそれに全く気づいていません

何だろうと思い近づいてみると、誰かのイニシャルと思われる文字が削られていました
しかも絵の色彩と迫力がすごいので、そんな落書きは言われないと気づかない程度のもの
です


落書きに集まる数人のうち、他の人が「芸術を理解しない奴が来ても無駄」と言い、しか
し別の人は「しかし、誰も我々の努力を見ずにこの城が他のように朽ちるのは勿体ない」
と議論しているようでした
ドイツ語なんで本当にそう言っていたかは不明ですが…


キリスト教の国には幽霊的なものは少ないと聞いていたのですが、居るんでしょうか？
居るとすると、彼らは古城の守護を司っているのでしょうか？


私は美術や建築が大好きなので、そうだったら良いな～という不思議な体験でした

はな

※キリスト教の国には幽霊的なものは少ない？　とんでもない誤解です。むしろ我が国よ
　り多く、オーバーアクションです。
※幽霊が出ることを売りにした古城ホテルもありますから、人目を忍ばず出る様です。
※はなさんが見たのは幻影では無くゴーストだと思います。
※霊の言葉は国境の壁を越えて伝わる様です。
※間違い無く城のガーディアンですが、討論がドイツ人らしいですね。