【怖い話】窓の外
文月さんからの投稿です。
前回の投稿で主人の金縛りのことについて少し書きました。
慎さんに指摘されるまで思いもよらなかったのですが、そうか~巫女体質にもなるのか~
と思いました。
で、今回はその主人のお話なのですが、彼は基本的に全く霊関連のお話は信じません。
視えるなら会ってみたいし、視てみたい。自分に見えないものは全部妄想・夢の類だ、と
言いきってしまう人です。(そのおかげで私の視野や思い込みが激しくならず、バランス
が取れています。
まぁ、破れ鍋に綴蓋夫婦と いったところです(^^;))
その主人はお義母さんに言わせると、彼は行事だったり、節目の時が色々と仏様に関連の
ある日に縁があるそうで…
まだ上の息子が小さかった頃の話です。
昼下がりに主人が昼寝をしていた時です。
急に息苦しそうに「うるさい!」
と怒鳴って起きました。
「どうしたの?」
と聞くと、金縛りにあっていた、と返ってきました。
「へー疲れてるのかな?金縛り?どんなの?」なんて冗談で聞いてみたら、
「普通に金縛りだけの時と、金縛りにあってる時に誰かがそばを歩く(?)気配がしたり、
がやがや声がしたりする。まぁ夢だけどねw」
なんて返ってきました。
「え、それって金縛りだけの 時は身体に疲労が溜まってる場合だと思うけど、声が聞こ
えたりするのは霊が関係してるっていうけど…ちなみに今のは?」
と聞くと
「今のはがやがや人の声と気配がしてた。で、うるさいし、金縛りにあって苦しいしで、
うるさい、ってどなったら金縛りが解けて目が覚めたw」
と返ってきました。
いるのは主人と私と小さな息子のみ。
しかも息子も昼寝をしていたので静か、その当時の住まいはマンションの最上階(10階)
で道路の声が聞こえるような部屋ではありませんでした。
そして、その後のとどめの言葉がもっと怖かったです。
「あぁそうそう、その金縛りの時に声と一緒に窓から人の手が下がってたよ」
もちろ んそんなことはありえず、だけどぞっとしたのは言うまでもありません(^^;
その後、彼の金縛りはグレードアップ?していき、外から見て金縛りでも声を出さない時
と甲高い唸り声を出す時があり、先日の投稿の通り唸り声を出す時はほとんど何かしら声
だったり、気配があったりしているようで、夜中にそれが起きている時はどんなにたたい
ても起きません。
夜中にひとりで怖いのは私のみという状況ですorz
※文月さんでも、こう言う事があると怖いのかと意外に思った。もう大抵のことには動じ
ないと思っていた。
※文月さんの家を許可を得て霊視したことがあるが、割と太い霊道が家を掠めて通ってい
たので、こう言う事は起こりえると思う。
※巫女体質の方は霊媒体質でもあるので、無意識に招霊を行ってしまうので難儀である。
※通常は霊的世界を自覚し、折り合いを付けていくものだが、ここまで信じないのは珍し
い。
※節目の日がご先祖様縁の日になることが多いとのことなので、ご先祖の守護が強いのだ
ろう。
※金縛りが日々グレードアップしている様なら『魂封じ』を行う必要がある。開いている
霊的回路に栓をする儀式で密教系寺院などで行われている。
※もっとも、『魂封じ』の効果は保って三年程で元に戻るのでイタチごっこではある。
※ご先祖を供養することで守護は強くなると思う。
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