【不思議な話】土地からの映像

 朝子さんからの投稿です。
 朝子さんからは、後二話追加で投稿頂いています。

私はある仏教の在家であるのですが、それからいろんなことに遭遇することが増えました。
時々、土地からなんらかの映像が見えることがあり、その中でも印象的なことがありまし
た。

☆古墳
保護されているある古墳の周りを散歩していた時のことです。ふと古墳の頂上で何か回っ
ているのを感じました。
目をこらして頂上を眺めると、
飛鳥時代らしい衣装をまとった身分の高そうな男女と、使用人のような男女。
馬や人外のような輩。(精霊?)
古墳を祀る、または守るイメージが伝わってきて、いつまでも円を描くようにその奇妙な
一行は歩いていました。

☆職場の隣の森林公園
夜勤のある仕事をしていており、いつかの夜のこと。
眠気覚ましがてらに外へ出ると、地まで届きそうな長髪で艶やかな着物を羽織り、公園内
を徘徊する女性が見えました。
勿論、半透明で。数百年前の人物のイメージが来ました。
後で知ったのですが、職場の周辺地は昔は合戦地であったとのこと。
別の日は男性の陰陽師らしき姿も見えましたが、女性のほうを強く感じます。
戦国時代は肉体的な合戦と同時に、呪術合戦も凄いのではと感じています。

☆山間の小さな神社
若い時に知らずに山間の心霊スポットの土地に住んでいたことがあり、嫌な目に多くあり
ました。
そして何故か山奥から嫌な視線を常に感じ、冬場は車を運転していたときを身体が乗っ取
られて、大雪の山道に誘導されて危うく遭難しそうになったことがありました。
その時はすでに信仰をしていたので、車内にあったお守りに助けられて難を逃れたことが
ありました。
ですが、信仰している神仏以外でも、常に見守られている何かを感じていました。

住まいの近くに綺麗で感じの良い山間の小さな神社があり、よく散歩に行きました。
それから武神のような鎧を纏っている男性がよく住まいに視線を送っていたのを感じまし
た。
嫌な感じはなかったのですが、そのときは心霊的で嫌な目にあうことが多かったので訳が
わからないものは無視していました。
でも今思えば、あの鎧姿の男性は、小さな神社内のところに立っていたのを思い出しまし
た。
不思議なことがあるものだなあと感じます。

※朝子さんの属する宗派は霊能者を生み出しやすい宗派です。開祖の逸話も霊的なものが
 多いです。かと言って霊能を高める為に入信するのは、どんな宗派でも間違いです。
※古墳は霊的装置として当初は造られ、民衆も命令されなくても、自発的に建造に協力し
 ました。そういう古墳では今も霊的装置を守るガーディアンが存在しています。
 豪族が権力を誇示するために奴隷を使って造った古墳は瘴気を放ちます。
※戦争ではその影で呪術合戦が行われていました。第2次大戦でもそうです。
 戦争の為に造られた巨大禊ぎ場を知っていますが、念に満ちており吐き気を催します。
※鎧姿の男は社の眷属で、霊媒体質の朝子さんを引き込もうとしていたのかもしれません。
 眷属は神の真意を理解せず、勝手に動くことが多々あるので困ったものです。




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