【怖い話】霊感が強くなる遊び

 ののさんからの投稿。

小学生の頃、「ぬ~◯~」のマンガだったり、学校の怪談の本の実践が流行ってた時期が
ありました。

まぁ、コックリさんとかスクエアの類を、夕方にやりたがる子が居たんですよね。(^^;;

幼馴染数人としても怪奇現象は起こらなかったのですが、《イメージで家の玄関から始め
て、全ての戸を開けた後、すべての戸を閉めていく》これを試した時。

薄暗い、誰もいないはずの家のイメージ。壁が少ない、と母が言う位、祖父の建てた日本
家屋は引き戸、障子戸で仕切られていて何ヶ所開けたのか数えるのも途中で飽きてしまい
ました。

さて、次は二階の戸を開けようと階段を登って直ぐの戸を開けた途端、見知らぬ男性が立
ち入り禁止だよ!と言わんばかりに、警備員さんのような勢いで通せんぼしてきました。

驚いてハッと意識が現実に戻ったのですが、半強制的に戻されたのかもしれません。

自分の意識内で想像してないのに知らない男の人に会った事、しかも何だか叱られている
ような気まずさを感じ、それからはイメージするのはやめておきました。

試した幼馴染達は、何も起きなかった、特に変わったこともない、と口々にがっかりして
いました。

数年後、霊感のある旦那の友人とあるある話でふと、この【遊び】を聞いてみたところ。

自分も建て替える前の家のイメージで、した事があると。

家の戸の数が影響する事、あれは最後までやらない方がいい、と言われました。

1階で知らない男性に止められた霊感が強くなる遊び。

家の扉が何を象徴しているのか今でもわかりませんが、意識内での実家の1階の戸は全て
あの時から開きっぱなしのまま…でしょうね。

※なぜ、この話が「霊感が強くなる話」に変わったのかは分からないが、これは家に霊が
 いるかどうかを確かめる簡単な術である。
※一般には玄関から家へ入り、各部屋へ行き、窓を開けるのを想像する。次に窓を閉めつ
 つ玄関へ戻る。途中で人がいたら霊がいることを示す。
※ののさんの実家には霊がおり、家人が二階へ上がらぬようにしていることになる。




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