【不思議な話】山奥の村……盆踊り
朝子さんからの投稿。
知らずに住んでいた山奥の村は心霊スポットで、いろんなことがありました。
村の盆踊りの準備に職場の職員も手伝いに参加し、盆踊りの当日のこと。
娯楽が少ないのか、かなりの村人が参加して賑わいながらの盆踊りの最中。
踊りの輪に、やけに背丈がある人や、大きく跳びはねる存在に気づきました。
目を凝らして見ると、2mはありそうな全裸のひょろりとした巨人。
また直径1~2mぐらいのゴム毬のような球体に、口がついで跳びはねている生き物。
みな薄い肌色で透けていました。
やっぱり周りの人達は気づいていないようでした。手伝いで来ているため、その場から離
れる訳にはいかず、私は何があるかわからないので気を張りつめて必至に立っていました。
やがて盆踊りが終わると、
『楽しいかった、また来年も来よう』と言う満足げな声が私の頭の中に響き、彼らは山へ
帰っていきました。
私は寮についてすぐ熱を出して1日寝込みました。
※神社のお祭り、盆踊りには異界の者どもが集まるものです。見えてなくとも、居るんで
すよ? 写真などには希に写ります。
※朝子さんが熱を出したのは、「霊気中り」でしょう。山中の村なので、村に関わる霊が
多く集まっていたのでしょう。
※霊的過敏症も難儀なものですね。
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