若狭國水紀行
鵜の瀬のせせらぎ |
※本編はメイさんのHP若狭 鵜の瀬〜瓜割の滝オフと合わせてお読み頂けると面白いかと思います。
※このページは大量に画像があります。DLまでしばらくお待ちください。
事の起こりはチャットだった。
シャドウさんと日出倭さんが連休に瓜割の滝に行くと話していたので、「良いなぁ。私なんか泊まりでないといけないよ」とこぼした
ところ、シャドウさんが「最寄り駅まで送り迎えしてあげる」とおっしゃってくださったのだ。しかも私が行きたがっていた「鵜の瀬」へ
行ってくれると言う。
こんな美味しい話はない。
是が非でも参加させていただく事にした。
前日の夜、夢を見た。PITさんと伊勢の内宮に行き白い岩磐を見る夢である。今回の旅行に関係するんだろうか?
松風というドライブインで待ち合わせ。このドライブインには水晶の原石などが展示販売されている。どれも高い値がついている。
東洋一の大きさの瑪瑙が力を放っていたので、とりあえず撫でておく。
今回のオフのメンバーは
シャドウさん、ご一家四名
メイさんご一家三名
日出倭さん
私と計9人である。
メンバーは濃いの一言。
唯一、一般人しているのがメイさんの旦那さん。気は優しくて力持ちと言う感じの方で、なるほど、メイさんの旦那が勤まる訳だと思っ
た。
このドライブイン松風にも小さな社があったので、道中の無事を祈願する。
さて、まず最初に目指すのが若狭媛神社と若狭彦神社。
どちらも鬱蒼とした山の中にあるイメージを抱いていたのだが、すぐに到着した。
まずは若狭姫神社である。
(おお、神気を宿しとる・・・・・)と思いながらカメラを向けると電池交換のサインが・・・・・( ̄▽ ゚̄
朝、新品に代えたばかりなのになぁ〜と思いながら電池交換。ここからは祟神の気配はないので、今回の旅行では祟神と関わるのか
なと、ぼんやりと考える。
他のメンバーはすでに思い思いの場所へと点在している。
遅れて入ると、まずは第一関門。
いわゆる潜り戸。中に神像が祀られています。 | ご神像。怒っています。(怒らないでもいいじゃん) |
いわゆる潜り戸と申しますか、中門と言うのかは知りませんが、中の格子戸には多くの神像とおぼしき者が鎮座して参拝者を睨んで
います。
私はお気に召さぬのか、怒っておられました。
「怒った顔もステキよ」と一枚。(私に喧嘩売って只で済むと思うな!)
若狭姫神社は本殿よりも向かって左の森が気が強く放たれています。なんでかなと思っているとメイさんがすでに特攻かけに行ってま
す。(^^;
あんまり怪しいんで、とりあえず本殿に向かい、撮影の許可をもらいに行きます。
まぁ、私の場合、許可貰っても危ない写真映すんですけどね・・・・・(
__)_/
本殿です・・・・・(^^; |
で、左の森ですが、縄を張ってあります。どうやら禁足地の様子。下の写真の通りです。
ここの森の写真を喜々として写していたメイさんのデジカメが電池切れになります。
( ̄- ゚̄)(__。)( ̄- ゚̄)(__。) そうだろう。そうだろう。
総じて今回の写真はシャッター切れるのが遅かったです。
若狭彦神社遙拝所として人の進入を拒否しています。 |
メイさんはこの森を確認しようと外に出て様子をうかがっていると、蛇に阻止されたそうです。赤くて小さな蛇だったと言いますが、それマムシじゃ
ないのか? 剣呑だな。
若狭姫神社では敷地右手の能舞台も妖しく際だっていました。シデに何かいるような気がして近づきませんでしたが・・・・・
能舞台・・・・・なんかいるよぉ〜(;◇;)アウアウッ |
で、若狭媛神社を出て、車に乗る事数分・・・・・若狭彦神社に到着します。
この神社は凛とした男らしい気を放っておりまして女性陣には好評な神社です。
境内だけでも霊気が漂ってますねぇ〜 |
メイさんなんかは「ここ好き〜!!」と叫んでます。(^^;
今回はメイさん一家とシャドウさんご一家とご一緒した訳ですが、自然に手を繋いでるご夫婦の姿に複雑な思いを抱いた私でした。
さて、若狭彦神社ですが、参道・本殿・摂社の並びは基本的に同じものでした。
若狭彦神社は嫌われなかったと見え、狛犬も笑ってお出迎えです。
それでも摂社の配置とかは変えた形跡があり、個人的に興味を覚えました。
で、下の写真を撮り終えた後、カメラを落としてズームアップ時に異音が出るようになりました。( ̄▽ ゚̄
なにが祀ってあったのか・・・・・そこはとなく霊気を感じます。好きだな、こういう場所。 |
若狭彦神社摂社です。どんな神様が祀られているんでしょうか? |
嗤う狛犬さん。「よう来たの!われ!」と言う感じ |
若狭彦神社本宮です。中央にある囲まれた敷地はエネルギースポットかな? |
若狭彦神社・若狭媛神社ではシャドウさんのご子息の成長ぶりに驚きました。見事な特攻カメラマンに成長しています。
往年のしげさんを彷彿させるなぁ〜
日出倭さんが何か企んでる表情なので「この後、鵜の瀬に行くのかい?」と尋ねてみると、「いや、神宮寺に先に回ろう
かなと思ってます」とのお返事。
二月堂のお水送りの「水」を取るお寺です。
濃いんだろうなぁ〜と思いながら行きました。
拝観料払って中に入ります。
ここにしかない面白い飴(仏手柑)があったのでお土産に購入します。
で、神宮寺なんですが、建物の配置なんかが神社です。
入り口から本殿までの空気はお寺さんなんですが、その背後の気は神社してます。これは面白いと思いました。つうか後に社
あるし・・・・・
本殿後ろの社 |
まず本殿に入らず裏に回る辺りが私らしいですね。(^^;
境内は仏教の手法で手が入れられていたので私には心地よい空気でした。私は仏教系の人なんで仏教の手法が入った場所は心地良い
んです。
神宮寺ご神木。右後ろは「あかい(漢字が出ません)お水取りのお水を取る場所です。この辺りで 唯一、硬水が湧き出る場所だとか。 |
で、気がつくとメイさん一家は家族でベンチで団欒してます。日出倭さんとシャドウさんご一家の姿は見えません。
尋ねるとシャドウさんご一家は本堂で説法聞かされているとの事。日出倭さん行方不明。(^^;
ありゃ、私一人にされたよ。
いいのか? 悪さするよ私。
まずはお水取りの水をくむと言うあか井へ。
あか井。なんだか人の気を拒絶しています。 |
あか井は想像していたのとは、まるで違いました。
私の想像では瓜割の滝の水源のような荘厳なイメージでしたが、小屋そのものが人が入ることを拒絶しています。
何故かご機嫌斜めの様子なので、早々に退散します。
で、本堂左手の斜面からお呼びがかかったので上がってと見ると・・・・・出た! 社だ!
鉄骨コンクリート造の社? 宝物庫か? いずれにせよ中から神気を感じる。 |
そこらの神社よりきちんと手入れとお参り受けてる様子です。取りあえず拝んでから写真撮影。なんか写り込んだ気が・・・・・(^^;
斜面を見上げて見ると最上部にさらに立派な社がある事が分かります。
で、エネルギースポットも発見!
ここで瞑想したら気分良いだろうなと思いましたが、他の参拝者がいたので遠慮して上の社に向かいます。
エネルギースポット発見! |
立派な社。何が祀ってあるのかは不明。かなり神格高そうです。 |
上の社は想像以上に立派できちんと手入れされていました。これだけの社に神名が記されていないのが不思議です。神宮寺のもっとも重要な
スポットはここじゃないのかと感じました。
お参りを済ませて帰ろうとすると、トンボが目の前を飛んで行きます。(なんで、この季節にトンボ?)
トンボはエネルギースポットに止まると、又、飛び去って行きました。
気づくと周囲は無人。これは誘われているなとエネルギースポットで瞑想。
このところ、瞑想してもチャクラが回らなかったのですが、ここではチャクラが回って充電出来ました。(^^)
下まで戻ってみると、シャドウさん一家がまだ説法から解放されていないとのこと。
日出倭さんが携帯に電話してご一家を呼びだし、鵜の瀬へと向かいます。
鵜の瀬は当然神宮寺からすぐでした。
ナビゲータの日出倭さんが車を止めて出て来ます。出て来たなと思ったら直立不動で動きません。視線の先には社が・・・・・
白石大明神です。瘴気放っていますが、そこまで怯えるほどとは思いません。
鵜の瀬のような聖地には必ず汚れ場が出来るのは承知しているのでお参りします。
白石大明神。瘴気は出てますが怯えるレベルではありません。 |
お参りの後、なにやら展示室へと行きます。小角さんがいました。放っている瘴気が白石大明神と同じです。元は白石大明神におったん
ちゃうのかと思う代物です。喧嘩売ってます。
それならとカメラを構えてシャッター押します。
メイさんが「慎さん、あかんて!」と叫びますが、彼女は知らなかったのです。私が挑まれたら受けて立つタイプだと言う事を。
私に喧嘩売ったから、晒し者の刑。 |
こんな些事に関わっている暇はありません。今回のオフの目玉の鵜の瀬がすぐそこなんです。
鵜の瀬は清冽でした。
どんな美辞麗句もここの清々しさを語り尽くせません。
私は全裸になって水に浸かりたいと思いました。
シャドウさんやお子さんたちは鵜の瀬を渡って行きます。(羨ましいな)
私は足と水晶玉を水に浸けることで我慢しました。
取りあえず、画像をごらんください。
鵜の瀬全景 |
この水底に水中洞窟があり奈良の二月堂に通じると言う。 |
鵜の瀬を泳いで行く蛇さん。お使いか? |
流石、千数百年あがめられて来た水の聖地。清々しさは筆舌に尽くせません。
この鵜の瀬では、私はまたトンボを見たのですが、誰も騒がなかったので幻なのかもしれません。
蛇さんには、みんな騒いでいましたが・・・・・私には予想の範疇でしたので写します。
ところで、ここで解説。
鵜の瀬の対岸に立つこの社。
青いパイプのようなものが下に伸びているのが分かりますか?
実はこれ神社のある敷地にビルを建てる時などに使われる手法なんです。土地の神様は大地と繋がっていないといけないので、ビルを建てる
時には、屋上に社を移動し土を詰めたパイプを敷地の下まで通すのです。
つまり、この社は本来は鵜の瀬の上に立つべきものなのです。
何の神様が祭られているのか推理してみてください。
私の若狭探訪はここで終点です。
次は瓜割の滝を目指します。
瓜割の滝は二度目なので無茶をするのは止めておこうと心に誓って車に乗ります。
瓜割の滝の結界には岩磐があり一つの試金石になっています。
注連縄が無いのは意図的な岩磐。ここで参拝者の分別をします。メイさんはしっかり引っか かっていました。 |
瓜割の滝。無茶はしないと誓ったのに・・・・・(/_;) |
さて、無茶をしないと誓ったのに、瓜割の滝の沸き出し口に行こうと川を渡ると、右足首を引っ張られて滑ります。抵抗すると、さらに引っ張ら
れて転倒します。
「水で清めよ」と声がします。苦笑して抵抗を止めると両足首が水のせせらぎにどっぷりと浸かって岩の上に座る体勢になります。
側にいたメイさんに「転けちゃいました」と苦笑混じりで言いながら靴と靴下を脱ぎ、足首を水に浸した形で靴下を絞ります。メイさんは靴を拭き
なさいとティッシュを渡してくれます。
「小角さんにカメラ狙われたんやわ!」
メイさんはそう言います。
頭に響いた声は女性だったがな?と思いながら靴を拭きます。
この時、携帯電話の液晶割ってしまいました。大損害です。(;◇;)アウアウッ
オチもついたし時間帯がやばいから、そろそろ帰ろうかとメイさんとしゃべっていると、「馬頭観音ってどこ!」と叫びながらシャドウさんが走って
行きます。
つくづく妖しいモノが好きな人だなと思います。
馬頭観音。たぶん瓜割の滝本来の神様とは別物です。 |
このお寺では鐘が突けるので、みんなゴーンゴーンと鳴らしてました。(^^;
駐車場に戻るとシャドウさんと日出倭さんがなにやら密談しています。
側に行って聞くと「名田庄に行く」との事!
なんですと?!
名田庄は写真で見た事しかないのですが、尋常ではない瘴気を放つ場所です。
そんな場所に夕刻に行ったら何背負うか分かりません。
妖しいモノ大好きのシャドウさんに私やメイさんの声は届きませんでした。
瓜割の滝から名田庄は遠かった・・・・・
暮れて行く陽がはかないわ・・・・・
山の奥に入ると妖しい拠点が幾つか出て来ます。
特筆すべきは山の頂上に黒の鳥居付きで建ってるお墓・・・・・(-_-;)
やがて車はテーマパークのような道の駅に入ります。
車を止めて笑顔で近寄って来る日出倭さん。
「途中、止まりたい所が何カ所かあったでしょう?」と嬉しげに言います。
絶対、何か誤解してます!
私は「SIN」ではなく「慎」なのです。足は洗ったのに〜(あ、それで瓜割で転けたんか?)
キャンプ場やらテニスコースがあるのが違和感をかき立てます。
それに磁場が変! 平行感覚を狂わされます。メイさんも同じ事を口にしていました。
取りあえず一般人のふりをしてソフトクリーム食べる私とメイさんご一家。
資料館に入って出て、これで終わりだよね? 終わりと言って!
終わりではありませんでした・・・・・_| ̄|○
瘴気を孕んでる向こうの山へと無言で誘う日出倭さん。鬼か? あんたは? 自分は安全圏からでないし・・・・・
いったんしまった念珠を又取り出すσ(^_^;)
山の稜線に黒く一本の筋が通って見えます。これは見覚えがあるぞ。そうだ! 交野だ!
そう思っていると「ここのポイントを結ぶと北斗七線になるんですよ」と日出倭さん。
そうか北斗の法をやろうとして意図的に失敗させたなと思います。
瘴気というのは、こういう事だぁぁぁぁぁ!!!! |
幾つかのポイントを回っていると夢で見た白い岩磐が・・・・・
そうか。そういう事か・・・・・でも、私は「慎」だからもう近づけないよ。
まだ人でいたいから。
夢で見た岩磐。昼間なら近づいたでしょうが・・・・・六倍ズームで撮りました。 |
時間が押してる事と、メイさんと私の「止めようよコール」で一行は帰路についたのでした。
これで終わりかと思いきや、帰路に寄ったドライブインは廃屋化してました。(^◇^;
最寄り駅まで送り迎えしてくれたシャドウさんに感謝です。