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【不思議な話】虹と鈴の音
栄えある100話目のお話は朝子さんとなりました。
最近引っ越しをしたのですが、その前にしばらく実家で過ごしていた時がありました。一
番長く暮らした土地ですが、愛着はそれほどなく、あるとすれば子供の頃に遊んでいた神
社の女神様(参拝するとよく映像が見えたり、気分が落ち着く)や怖い話7第97話(白い狩
衣の人)の神様に会えなくなるぐらいでして…。
かなり遠い土地へ引っ越すため、第97話の神様へお神酒を持ってご挨拶に伺った時。『私
の名前は○○と申す。○○姫によろしくと伝えほしい』と、伝言を依頼されました。(初
めてこちらの神様のお名前を知りました。) 私が社を去る時は、見送りをして下さいま
した。
○○姫とは、私の実家の近くにある神社の祀神様で、女神様の名です。(多分、私の氏神
様だと思います。)
神様同士のネットワークがあるのだなあと思いました。
数日後、実家を最後に過ごす日に、近辺を父と1時間ほどウォーキングをしました。(父
は家庭をあまり省みない人でしたが母が亡くなってから、何か思うところがあったのか、
気性がまるくなりました。)
その日は晴天で周りは畑だけで見晴らしが良く、空を見渡しながら歩いていると、虹が出
ているのに気づきました。とても綺麗なので写真を取りました。
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父は10年以上、ウォーキングをしていますが、初めて見る風景だと話していました。ま
た氏神様の神社近辺に来たので私だけ参拝し、第97話の神様の伝言と私がこの地を去る
ことを報告しました。
すると私の周りで鈴の音がしゃんしゃん鳴り響くことがあり、私は再度社へ頭を深く下げ
ました。神社の鳥居をくぐって帰ろうとした時、ふっと上空が何故か気になり見上げまし
た。すると空に一匹の白っぽい蛇がにょろにょろ泳ぐように移動しながら、姿を消す瞬間
を見ました。 暁
多分ですが参拝した神社から、蛇が空に上がったらような気もするのですが……。虹もか
なり長い時間出ており、午後3～5時過ぎまで見れました。不思議な風景を見た１日でし
た。
※朝子さんほどはっきりと霊と会話をし、姿を見る人は珍しいと私は思う。当の本人は他
の人も同じ経験をしていると思い込んでいるのが面白い。
※神が自ら名乗ることは希有なことである。低級霊は「天照大神」とか「素戔嗚尊」等と
名乗りを上げるが･･････
自ら名乗りを上げられたのは大きな覚悟が窺える。朝子さんに託されたものは、それほ
どに大きい。
※○○姫について、朝子さんから祀られる神社をしらないかと尋ねられたが、特異な女神
で祀る神社自体が少なく、その地域では思い当たらなかった。個人的には奈良の氷室神
社の跡地が怪しいと思うのだが･･････
※朝子さんの撮られた虹の写真はご覧の通りだが、只の虹ではない。御柱として顕現され
た姿である。
三柱の神が私には見える。
※文中に「暁」の文字があるが、朝子さんのメールには無かったものだ。コピーペースト
したら、現れた。深い意味が感じられるので、そのまま残した。
※今回をもって「怖い話」の募集は締め切ります。永らくのご愛顧に感謝いたします。
不思議な体験をされて、意味が知りたいと言う方はメールください。
